ある設備の圧力給水装置の故障(事例)
圧力水装置の制御ユニットのスイッチ類が接触不良を起こし、給水装置の自動運転ができなくなりました。
装置自体は、30年近く経過しいます。
制御ユニット、電磁接触器などの部品類は過去に一度修理を行ったようです。
今回、制御ユニットの修理となれば2度目となります。
(2保守 9 維持管理の計画)
機械設備全体のの更新計画はまだありません。
給水装置の修理工事が必要です。ただ、予算措置がまだできておらず圧力給水装置全体の修理はできません。
今回の不具合が発生している制御ユニットだけの修理を行うことにしました。
ただ、メーカー修理を行うにも手続きと部品手配で2~3か月程度の修理期間が必要です。
それまでどうしようか?
ということで、仮設のシーケンス制御回路を作成することにしました。
暫定なので回路はとにかく簡単にと考えリレー(初代7個)を少なくしましたが、既設組み込み回路との整合でリレーが増えて
行き来ました。
3台目(11個)で完成し、とりあえず自動運転ができるようになりました。
なお、スイッチ類は廃材です。
仮設シーケンス制御回路の動作
(1)自動・手動の号機別選択
(2)圧力L、LLの号機別選択
(3)サーマルとポンプ吐出圧低下の故障で停止
(4)受水槽の水位LLでポンプ停止。水位Lで運転再開
今後、メーカーによる修理を行いたいため、内部回路を全て撤去せず、外部に引き出して配線したため写真のような状態になりました。
見てくれはともかく機能しています。(重要)
因みに作成した仮設シーケンス制御回路
|