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ハードリレー シーケンス制御 |
シーケンサ制御 |
評価 |
機能 |
多数のハードリレーを使えば複雑な制御もできる。 |
プログラムでどんな複雑な制御もできる。 |
ハードリレーで複雑な制御は難しい。 |
制御内容の可変性 |
配線を変更する以外に方法はない。 |
プログラム変更だけでよく、自由自在にできる。 |
ハードリレーはプログラムのように壊れることはない。 |
信頼性 |
通常使用で問題ないが接触不良と寿命の制約がある。 |
心臓部がオール半導体で高信頼度。 |
リレー1個を動作させるためのシステム自体と半導体システムの信頼性の比較ではどちらが高いか。 |
汎用性 |
できあがった装置は他には使えない。 |
プログラム次第でどのような制御にも使える。 |
ほとんどの機器でできあがった装置自体を変更させることはない。 |
装置の拡張性 |
追加、改造を要し,困難 |
能力まで自由に拡張できる。 |
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保守の容易さ |
定期点検と寿命品の交換を要する。 |
ユニット交換のみで修理できる。 |
ハードリレーは互換性が高い。仕様が変わっていても改造は容易。 |
技術的な分かり易さ |
良く普及し、理解している人が多く |
ハードの中身が全くわからない。 |
ハードリレーは故障の解析が簡単で簡単でわかりやすい。
直感的に理解しやすい。シーケンサは、メーカー毎、年代毎にマンマシン系が変更され、内容を把握することは難しい。 |
装置の大きさ |
一般に大きい |
複雑な制御でも大きくならない。 |
増設に困るような電気室は少ない。 |
設計,製作期間 |
多くの図面を必要とし、部品手配、組み立て試験に時間がかかる。 |
複雑な制御でも設計が容易で、製作に手間がかからない。 |
ソフトの完成までをかんがえると製作時間は長い。シーケンサの方が、
ハードウェアとソフトウェアは個別に設計を進めることができる。また、バクが長期に亘る可能性がある。 |
耐ノイズ性 |
影響小 |
影響大 |
VVVF等高調波ノイズ源にはことかかない。ハードリレーはノイズの影響を受けにくい。 |
部品の製品寿命互換性 |
長 |
短 |
電子部品の寿命は非常に短い。 |
経済性からみた装置の規模(リレー個数換算) |
10個以下 |
10個以上 |
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