水処理プラントの管理


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 設計・施工 (3 電気設備)

2 システム設計思想

システム構築時の基本的な考え方


1 初心者にわかりやすいか

(1)研修等(コスト)をほとんど行わないでも装置の操作・使用が可能である。
(2)故障が発生した場合、現場の状況が速やかに、容易に把握できる情報が集約されているか。
(3)故障個所の特定までに読むドキュメントの厚さが薄いか。


2 電気機器の寿命は適正か

(1)電気設備の費用が国費の場合最低7年間は改造不可
(2)メーカーの最低在庫保証は10年間
(3)電気設備の耐用年数は15年間
(4)互換性の設備が構築できるか。


3 電子機器とハードリレー回路の組み合わせが適正か

(1)中央監視制御設備の各機器の故障時への波及範囲が考慮されているか。
(2)CTR等の保守点検時に手間がかからない仕組みになっているか


4 電子機器の設置環境が適正か

(1)CTR関係は温度管理がされた制御室で使用しているか。
(2)腐食性臭気等耐環境性への配慮がなされているか。

プラント監視の予想

そうはならなかった、今から20年前に描いた中央監視制御装置の未来像
    監視メッセージの表示 監視場所の表示 故障確認の必要性 故障対応
第1世代  簡略TAG表示 簡易グラフィックに表示 現場確認 人が対応
第2世代 英語コメント表示 グラフィックに表示 現場確認 人が対応
第3世代 漢字コメント表示 詳細グラフィックに表示 現場確認 人が対応
第4世代 漢字詳細コメント表示 詳細グラフィックに表示 現場確認 人が対応
第5世代 3Dグラフィック表示 現場確認 人が対応
第6世代 実写デジタル保存画面に表示 現場確認 人が対応
第7世代 動画リアルタイム表示 ほとんどなし 人が対応
第8世代 自由度のある動画リアルタイム表示 なし 人が対応
簡易修理をロボットが対応
ほとんどの修理をロボットが対応


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