下水プラント設備の管理


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  汚泥ポンプの制御

操作量(MV)による制御

汚泥ポンプの台数制御
計測値(PV)が設定値(SV)を以上になったら、あるいは以下になったらポンプの増台や減台を行っている 場合がほとんどです。
ポンプの能力に変化がなければそのような考え方でもかまいませんが、汚泥の濃度やポンプの性能が 低下することを考慮すると操作量(MV)で台数制御を行うことが有利と思われます。

(1)返送汚泥ポンプの台数制御
返送汚泥ポンプ等反応タンクに合わせて返送する場合、性能低下又は濃度上昇があると追加起動しない場合も 想定されます。この際は、操作量(MV)が有利です。

(2)初沈汚泥ポンプ及び調整汚泥ポンプの台数制御
同ポンプは、通常、常用・予備機として運転し、2台運転は行いませんが、汚泥濃度が高くなり、引き抜き量が 低下した場合、追加で運転を行う必要が生じる場合があります。2台の自動運転制御を組み込む際の設定値も流量 設定値(SV)ではなく、操作量設定値(MV)が有利になります。




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