下水プラント設備の管理


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  マスタ弁

マスタ弁制御

マスタ弁方式の利用箇所
分配槽、反応タンクの流入弁、返送汚泥投入弁、終沈汚泥引き抜き弁等で比率制御に使用されていますが基本的 な考え方は同じです。

マスタ弁の考え方
(1)比率を合わせることは、弁を絞った状態でも可能なため、制御で何も考えずに比率設定して しまうと、弁が最初開いていたのに気がつけば全閉状態ということになりかねません。 これを避けるために「マスタ弁」を設けます。
(2)マスタ弁制御を必要とするエア弁は必ず逆動作型式とします。計装機器が故障して操作電流(4~20mA) が途切れた場合や信号線が切断された場合に全閉になり対象設備が壊れたり、閉塞したりするのを避けるためです。
(3)エア弁に取り付けるリミットスイッチは、全閉を避けたい場合などより重要な場合に取り付けます。
 



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