14 建屋
1 止水壁及び扉
処理場は、地下構造でできており、大雨時の地上からの雨水の浸入、沈砂池からの水位上昇、地震に
よる池の亀裂など大量の水が流入することがあります。各設備ごとの構造をよく検討し止水壁または止水
扉を設置する必要があります。後に開けた想定外の開口部から流入することも有ります。建物の設計時点の検討や、管理上、構造を周知しておくことが重要です。
(2)自家発換気設備
換気設備は、火災発生時(誤警報時含む)には停止、ダンパーが閉まるようになっていますが、自家発設備の換気ファンが同一棟に
設置されていると、発電設備の運転にかかわらず発電機設備用の給排気ファンも停止します。
自家発設備は別棟になるような考慮が必要です。
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